【再掲載】天皇陛下のお言葉を分析してみた

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

~~~~~以下は宮内庁HPより~~~~~
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12#41

象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば

戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。

私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。

本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来,私は国事行為を行うと共に,日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を,日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として,これを守り続ける責任に深く思いを致し,更に日々新たになる日本と世界の中にあって,日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考えつつ,今日に至っています。

そのような中,何年か前のことになりますが,2度の外科手術を受け,加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から,これから先,従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合,どのように身を処していくことが,国にとり,国民にとり,また,私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき,考えるようになりました。既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ,次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。

私が天皇の位についてから,ほぼ28年,この間私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。また,天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして,天皇の終焉に当たっては,重い殯の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,その後喪儀に関連する行事が,1年間続きます。その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,胸に去来することもあります。


始めにも述べましたように,憲法の下,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを,切に願っています。
~~~~~以上は宮内庁HPより~~~~~~~

ちょっと間が空きましたが、天皇陛下のお言葉を分析していきたいと思います。
私のような反逆する武士が本件に関して分析することは全くもって恐れ多いことであると感じておりますが、ご了承ください。

【結論】
天皇陛下は譲位をお望みであると忖度致します。
私個人としても、譲位に賛成致します。
そのために皇室典範改正実現のために頑張りたいと思います。

【各論分析】
少々面倒かとは思いますが、お言葉を細かく分析していきたいと思います。

>>戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。
>>私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。
>>本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。

なぜ天皇陛下はご譲位をお考え遊ばされたのか、それは体力的問題から、祭祀及び公務が困難になりつつあるからと推察できます。さらに、天皇の政治的発言とはならないように最大限配慮されていることが理解できます。

>>即位以来,私は国事行為を行うと共に,日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を,日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として,これを守り続ける責任に深く思いを致し,更に日々新たになる日本と世界の中にあって,日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考えつつ,今日に至っています。

天皇陛下は象徴天皇としての務めを果たそうと試行錯誤されてきたのではないか、とてもお悩み遊ばされたのではないかと推察します。伝統を重んじつつ、グローバルに物事を考えられているのではないかと推察します。

>>そのような中,何年か前のことになりますが,2度の外科手術を受け,加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から,これから先,従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合,どのように身を処していくことが,国にとり,国民にとり,また,私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき,考えるようになりました。既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ,次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。

具体例をだされながら、体力的問題を語ってらっしゃいます。
象徴天皇としての務めを果たすことができなくなる可能性に言及し、憂慮の念を表明遊ばされたと推察します。
今後の皇室のあり方について悩まれているのではないかと推察します。

>>私が天皇の位についてから,ほぼ28年,この間私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。

象徴天皇としての歩みについて言及されています。
普段、日本国民は天皇を意識しないで生活しています。

空気を吸うことを意識して生活している日本国民なんてよほど何かがなければいないでしょう。
こういった機会に天皇陛下御自身がどれだけ日本のために尽くされたか、日本国民のために尽くしたかを伝えたかったのではないかと推察します。

ある意味、天皇という存在を覆い隠す大手マスコミに対する婉曲的批判なのではないかと私個人は考えております。

>>天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。また,天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

ここは極めて重要な箇所なので、もっと細かく論じていきたいと思います。
箇条書きにしてみましょう。

1、祭祀及び公務の縮小は無理である。
2、摂政には難色もしくは否定的である。

1について説明します。

天皇陛下がご高齢なため、祭祀及び公務の縮小が叫ばれたことがございました。
週刊誌等でも積極的に主張された時期もございました。
天皇陛下は明確に「無理だ」とおっしゃってます。

伝統の継承者として、伝統を軽んじる人間のことが許せなかったのではないかと推察します。
祭祀を行うから、天皇は天皇であり、公務を行うから象徴でもあるわけです。

ここは明確にするべきだと天皇陛下がご判断されたのではないかと推察します。

2について述べます。

天皇陛下は制度として、摂政というものが存在していることに言及しつつ「しかし」という言葉をご使用遊ばされました。
「しかし」というのは逆接の接続詞です。
「AしかしB」という文章があれば、Aとは反対の意味のことがBに書かれております。

したがって、天皇陛下は摂政に対して難色を示されたという解釈もできますし、否定されたという解釈もできます。
ここは意見の割れるところだと思いますが、私は「天皇陛下は摂政を否定された」と解釈します。
もし、難色を示されたという解釈をお持ちなのであれば、コメントください。議論しましょう。

ここで高森氏のブログの記事をご紹介します。
日本国体学会の「忠誠」
摂政設置論はやはり反逆者だった
『SAPIO』も「生前退位」特集
摂政設置は「大不敬」

以下は引用しようと思います。
「摂政」を置くと陛下と国民の接点は皆無により引用。
~~~~~~引用開始~~~~~~~~
摂政は天皇の代行者。

天皇が当事者能力を喪われた時に置かれ、
国事行為もご公務も祭祀も全て代行される。

だから、摂政を立てると陛下と国民の接点は皆無となる。

しかも摂政の設置は、天皇が主体となることはなく、
専ら皇室会議で決められる(天皇が内閣の助言と承認によって
行われる国事行為の委任とは、そこが異なる)。

よって、妄(みだ)りにその設置要件を緩和したり、
拡大解釈するのは、厳に慎まねばならない。

一方、陛下が退位されると、天皇よりは一段軽いお立場に移られる。

だから、ご活動は限定的になられるものの、
国民との距離はもっと近くなる可能性も考えられる。

大正天皇の時に摂政を置いたのを前例として
引き合いに出す人がいて驚く。

当時のお痛わしいご様子を知った上で言っているのか。

大正10年11月22日、摂政設置に先立って、
その必要性と手続きについて天皇にご報告を申し上げた。

だが、天皇は脳のご病気が進行し、ただ「アー、アー」と
おっしゃるだけで、ご報告の意味を理解なさることさえ
出来ないように拝されたと言う(『牧野伸顕日記』)。

畏れ多いこと。

摂政とは、このような状態ではじめて置かれる。

今の陛下にそうした「前例」を持ち出すのは、余りにも非常識だ。
~~~~~~引用終了~~~~~~~~
私は摂政とは本当の緊急事態の際に設置されるものであると考えます。
天皇陛下が大正天皇の前例をご存じないということは絶対にありますまい。

天皇としての生きがい、天皇としての存在価値を奪われることにも似た事態になるのではないかと個人的には考えております。
少々過激なことを書きましたが、大筋ではあっているのではないかと。

>>天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして,天皇の終焉に当たっては,重い殯の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,その後喪儀に関連する行事が,1年間続きます。その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,胸に去来することもあります。

この章では”譲位”をせずに、昭和天皇崩御の際と同様に、天皇崩御と新天皇即位が同時に発生した場合のデメリットを説明遊ばされました。
天皇陛下はこのような事態は是非とも避けたいとお考えであると推察します。

譲位がご希望であると推察します。

>>始めにも述べましたように,憲法の下,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

>>国民の理解を得られることを,切に願っています。

天皇陛下は皇位の安定的継承をお望みであり、日本国民の理解をお望みです。

ただ、ここの重要性を指摘しなければなりません。
なぜ、譲位のお考えを表明する機会に、皇位の安定的継承をお望みであるということを表明する必要があるのかということです。
端的に言えば、皇位継承の危機が存在しているからです。

現行の皇室典範では男系男子しか皇位継承できません。
将来的には悠仁親王殿下がご即位されますが、その後男子が生まれる保証はないわけですよ。
少なくとも女性宮家を創設して、悠仁親王殿下をお支えできるような体制を構築するしかないでしょう。

女性天皇、女系天皇を認めなければ、皇室そのものが消滅する危険があるわけです。
本来ならば、日本政府が積極的に動いて、皇室典範の改正を実現するべきですが、全くもって動きがない。
そんな日本政府に対する最大級の批判なのではないかと推察します。

【参考動画】
前半 ニコニコで語る天皇論 ~お気持ち表明を受けて~《小林よしのり×本郷和人×大田俊寛×MC堀潤》

後半 ニコニコで語る天皇論 ~お気持ち表明を受けて~《小林よしのり×本郷和人×大田俊寛×MC堀潤》

【最後に】
私はこの皇室典範改正問題は少なくとも数年の長丁場になると考えております。
そして、すでにその準備に入っております。
皇室典範改正を実現し、譲位及び女系女性天皇を認めるよう尽力します。

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【再掲載】高森明勅氏が選ぶ「天皇を考える本」4冊

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

【近況報告】
本当に忙しい状況ですが、コメントにはすべて目を通しております。
必ず返信しますので、少々お待ちください。

~~~~~以下はガジェット通信より~~~~~~
http://getnews.jp/archives/1601754
神道学者・高森明勅が選ぶ「天皇を考える本」4冊
DATE:2017.01.19 16:00 NEWSポストセブン

天皇陛下の「おことば」の意味と皇位継承を考える4冊を、神道学者・高森明勅氏が選んだ。

 * * *
 平成28年8月8日、全国民に向けて「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」がビデオメッセージという異例の形式で公表された。その核心はご譲位を望んでおられるという一点だった。

 そこでは、憲法に規定された「国民統合の象徴」としての務めが高齢による衰えのために十分行えなくなったら、その任に耐え得る後継者に皇位を譲る仕組みを導入すべきだという考え方が示された。背景には、ただ象徴「である」だけでなく、その「役割を果たす」ことが求められているとの能動的、主体的な天皇像があった。まさに陛下ご自身がこれまでの30年近い平成の歳月、「全身全霊」で実践してこられた天皇像に他ならない。

 このメッセージは強い衝撃を与え、人々が改めてわが国における天皇・皇室の存在意義について思いをめぐらすきっかけになった。近く次の皇位継承が行われることが予想される今、このテーマに関わる基本図書を紹介する(他に入手困難ながら資料集として帝国学士院編『帝室制度史』3・4巻がある)。

「天皇が同時に2人いた時代」
『神皇正統記』/北畠親房著/1339年成立/岩波文庫/岩佐正校注

 皇室の歴史の中でもとりわけ異例かつ変則的だったのが南北朝時代。何しろ天皇が同時に2人いるのが常態化していた。そうした異常な状況下で、神話に遡る皇位継承の次第を辿り、南朝の正統性を強く主張するのが本書。「三種の神器」の受け継ぎを重視する一方、後醍醐天皇の政治を率直に批判した。ちなみに現在の皇室は北朝の系統だ。

「現代とは異なる天皇観があった」
『中世の天皇観』/河内祥輔著/2003年/山川出版社

 歴史上の「天皇観」の変遷を皇位と皇統という2つの視点から浮かび上がらせる。現代の「皇位」に重点を置く天皇観は、帝国憲法の「万世一系」という観念から更に江戸期の儒学者の考え方にまで遡る。だが、それ以前は主に「皇統」に拠る別の天皇観が存在したことを『神皇正統記』等から明らかにする。斬新で刺激的な問題提起だ。

「『おことば』を受けて書かれた譲位論」
『天皇「生前退位」の真実』/高森明勅著/2016年/幻冬舎新書

 天皇陛下が望まれ、圧倒的多数の国民が賛成した生前退位について、一部に驚くほど誤った議論が唱えられている。恒久的な譲位制の導入は、前近代での「天皇の伝統的在り方」の回復。同時に未来に向けた「国民と共にある」天皇像が完成に近づくことも意味する。それを、大きな歴史的展望と天皇の実際のご活動の全体像から明らかにした。

【PROFILE】1957年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學博士課程単位取得(神道学、日本古代史専攻)。『歴史で読み解く女性天皇』(ベスト新書)、『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舍新書)など著書多数。
~~~~以上、ガジェット通信より~~~~~

高森氏のブログを読むと本当に皇室に詳しい方なのだなと痛感することが多々あります。
やはり、教養といいますか、基礎的な知識が段違いなのだと思います。

私は忙しいといいながら、皇室関連の書籍をあまり読み込めてません。
せいぜい20冊程度です。

もう少し知見を深めてみたいというのが正直なところです。
高森氏が紹介してくださった本であれば信頼できると思いますので、
購入してみたいと思いました。

以上です。
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【字数】現在35,000文字

『緊急生放送 天皇退位「与野党合意」に対する見解』の感想

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

どうやら特例法での譲位が実現しそうな情勢のようです。

私は特例法での譲位には反対です。
日本国憲法に違反する天皇が即位することになりそうです。

ただ、まだ負けてない。
戦いは続く。
まだ希望は捨てない。

私もできることはしたいと思います。

以上です。短稿で申訳ない。
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2015年9月24日に加筆修正を行いました。現在第2版。
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【字数】現在34,830文字

皇室経済法

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

~~~~~~以下は皇室経済法を掲載します~~~~~~
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO004.html
皇室経済法
(昭和二十二年一月十六日法律第四号)

最終改正:平成一一年一二月二二日法律第一六〇号

第一条  削除
第二条  左の各号の一に該当する場合においては、その度ごとに国会の議決を経なくても、皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が財産を譲り受け、若しくは賜与することができる。
一  相当の対価による売買等通常の私的経済行為に係る場合
二  外国交際のための儀礼上の贈答に係る場合
三  公共のためになす遺贈又は遺産の賜与に係る場合
四  前各号に掲げる場合を除く外、毎年四月一日から翌年三月三十一日までの期間内に、皇室がなす賜与又は譲受に係る財産の価額が、別に法律で定める一定価額に達するに至るまでの場合
第三条  予算に計上する皇室の費用は、これを内廷費、宮廷費及び皇族費とする。
第四条  内廷費は、天皇並びに皇后、太皇太后、皇太后、皇太子、皇太子妃、皇太孫、皇太孫妃及び内廷にあるその他の皇族の日常の費用その他内廷諸費に充てるものとし、別に法律で定める定額を、毎年支出するものとする。
○2  内廷費として支出されたものは、御手元金となるものとし、宮内庁の経理に属する公金としない。
○3  皇室経済会議は、第一項の定額について、変更の必要があると認めるときは、これに関する意見を内閣に提出しなければならない。
○4  前項の意見の提出があつたときは、内閣は、その内容をなるべく速かに国会に報告しなければならない。
第五条  宮廷費は、内廷諸費以外の宮廷諸費に充てるものとし、宮内庁で、これを経理する。
第六条  皇族費は、皇族としての品位保持の資に充てるために、年額により毎年支出するもの及び皇族が初めて独立の生計を営む際に一時金額により支出するもの並びに皇族であつた者としての品位保持の資に充てるために、皇族が皇室典範 の定めるところによりその身分を離れる際に一時金額により支出するものとする。その年額又は一時金額は、別に法律で定める定額に基いて、これを算出する。
○2  前項の場合において、皇族が初めて独立の生計を営むことの認定は、皇室経済会議の議を経ることを要する。
○3  年額による皇族費は、左の各号並びに第四項及び第五項の規定により算出する額とし、第四条第一項に規定する皇族以外の各皇族に対し、毎年これを支出するものとする。
一  独立の生計を営む親王に対しては、定額相当額の金額とする。
二  前号の親王の妃に対しては、定額の二分の一に相当する額の金額とする。但し、その夫を失つて独立の生計を営む親王妃に対しては、定額相当額の金額とする。この場合において、独立の生計を営むことの認定は、皇室経済会議の議を経ることを要する。
三  独立の生計を営む内親王に対しては、定額の二分の一に相当する額の金額とする。
四  独立の生計を営まない親王、その妃及び内親王に対しては、定額の十分の一に相当する額の金額とする。ただし、成年に達した者に対しては、定額の十分の三に相当する額の金額とする。
五  王、王妃及び女王に対しては、それぞれ前各号の親王、親王妃及び内親王に準じて算出した額の十分の七に相当する額の金額とする。
○4  摂政たる皇族に対しては、その在任中は、定額の三倍に相当する額の金額とする。
○5  同一人が二以上の身分を有するときは、その年額中の多額のものによる。
○6  皇族が初めて独立の生計を営む際に支出する一時金額による皇族費は、独立の生計を営む皇族について算出する年額の二倍に相当する額の金額とする。
○7  皇族がその身分を離れる際に支出する一時金額による皇族費は、左の各号に掲げる額を超えない範囲内において、皇室経済会議の議を経て定める金額とする。
一  皇室典範第十一条 、第十二条及び第十四条の規定により皇族の身分を離れる者については、独立の生計を営む皇族について算出する年額の十倍に相当する額
二  皇室典範第十三条 の規定により皇族の身分を離れる者については、第三項及び第五項の規定により算出する年額の十倍に相当する額。この場合において、成年に達した皇族は、独立の生計を営む皇族とみなす。
○8  第四条第二項の規定は、皇族費として支出されたものに、これを準用する。
○9  第四条第三項及び第四項の規定は、第一項の定額に、これを準用する。
第七条  皇位とともに伝わるべき由緒ある物は、皇位とともに、皇嗣が、これを受ける。
第八条  皇室経済会議は、議員八人でこれを組織する。
○2  議員は、衆議院及び参議院の議長及び副議長、内閣総理大臣、財務大臣、宮内庁の長並びに会計検査院の長をもつて、これに充てる。
第九条  皇室経済会議に、予備議員八人を置く。
第十条  皇室経済会議は、五人以上の議員の出席がなければ、議事を開き議決することができない。
○2  皇室経済会議の議事は、過半数でこれを決する。可否同数のときは、議長の決するところによる。
第十一条  皇室典範第二十九条 、第三十条第三項から第七項まで、第三十一条、第三十三条第一項、第三十六条及び第三十七条の規定は、皇室経済会議に、これを準用する。
○2  財務大臣たる議員の予備議員は、財務事務次官をもつて、これに充て、会計検査院の長たる議員の予備議員は、内閣総理大臣の指定する会計検査院の官吏をもつて、これに充てる。

   附 則 抄
○1  この法律は、日本国憲法施行の日から、これを施行する。
○2  この法律施行の際、現に皇室の用に供せられている従前の皇室財産で、国有財産法の国有財産となつたものは、第一条第二項の規定にかかわらず、皇室経済会議の議を経ることなく、これを皇室用財産とする。
○3  この法律施行の際、従前の皇室会計に所属する権利義務で国に引き継がるべきものの経過的処理に関し、必要な事項は、政令でこれを定める。

   附 則 (昭和二四年五月三一日法律第一三四号)抄
1  この法律は、昭和二十四年六月一日から施行する。

   附 則 (昭和二七年二月二九日法律第二号)
1  この法律は、昭和二十七年四月一日から施行する。
2  この法律施行の際既婚者たる親王は、改正後の皇室経済法第六条第三項の適用については、独立の生計を営む親王とみなす。
3  この法律施行の際未婚者たる親王又は内親王は、改正後の皇室経済法第六条第三項の適用については、独立の生計を営まない親王又は内親王とみなす。

   附 則 (昭和二八年六月三〇日法律第四七号)
 この法律は、昭和二十八年七月一日から施行する。
   附 則 (昭和四〇年五月二二日法律第七六号)
 この法律は、公布の日から施行し、昭和四十年四月一日から適用する。
   附 則 (平成一一年一二月二二日法律第一六〇号) 抄
(施行期日)
第一条  この法律(第二条及び第三条を除く。)は、平成十三年一月六日から施行する。
~~~~~以上は皇室経済法より~~~~~~~

本日は皇室経済法をご紹介しました。

以上です。
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【ご紹介】皇太子殿下のお覚悟

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

~~~~以下は宮内庁HPより~~~~~
http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/9

皇太子殿下お誕生日に際し(平成29年)
皇太子殿下の記者会見

会見年月日:平成29年2月21日
会見場所:東宮御所
皇太子殿下 記者会見
記者会見をなさる皇太子殿下

問1 天皇陛下は昨年8月に公表された象徴の務めに対するおことばで,即位後に象徴天皇としてご自身が歩まれてきた道や,高齢となった天皇の在り方についてお考えを表明されました。表明に至るまで,殿下は天皇陛下のお考えをいつ,どのような形でお聞きになり,表明されたおことばをどのように受け止められましたか。今後,天皇,皇后両陛下にどのようにお過ごしになっていただきたいかという点もお聞かせください。

皇太子殿下
昨年8月8日の天皇陛下のおことばを,私は,愛知県での公務を終えた後の名古屋駅で厳粛な思いで伺いました。天皇陛下のお考えをいつ,どのような形でお聞きしたか,というお尋ねについては,何か特別な場でそういったお話があったというわけではありませんし,私自身は折に触れて陛下のお考えを直接お聞かせいただいたり,あるいは,そのお姿やお話しぶりから推し量ることもございましたので,明確にいつどの機会にどういった形でということを申し上げるのは難しいと思います。
天皇陛下には,御即位以来,長年にわたり象徴天皇としてのお務めを果たされる中で,そのあるべき姿について真摯に模索してこられました。今回のお考えは,そうした模索と熟慮の結果を踏まえ,また,内閣を始め主な関係者とも御相談なさった上で,おまとめになられたものであろうと思います。思い返しますと,私が初めて両陛下の御公務に御一緒させていただいたのは,恐らく,私が4歳で,陛下が皇太子でいらっしゃった昭和39年の東京オリンピックではなかったかと思います。それ以来,ボーイスカウトのジャンボリー,高校総合体育大会,冬季スケート国体など,そういった行事にお連れいただきましたが,その度に,両陛下が一つ一つの行事を大切に思われ,真摯に取り組まれるお姿を間近に拝見してまいりました。ですので,今回,陛下がおことばの中で「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないか」と御案じになられていることに,とても心を揺さぶられましたが,同時に陛下のお気持ちがそこに至った背景につきましては十分お察し申し上げていると思います。私といたしましては,陛下のお考えを真摯に重く受け止めますとともに,今後私自身が活動していくのに当たって,常に心にとどめつつ務めに取り組んでまいりたいと思います。
また,両陛下の御健康を御案じ申し上げつつ,両陛下には,お身体をお大切になさり,末永くお元気でいらっしゃることを心から願っております。それとともに,これからは,御自身のためにお使いになる時間をもう少しお取りになれるとよろしいのではないかと思っています。

問2 政府が設置した有識者会議で象徴天皇の在り方について議論が重ねられており,国民の関心も高まっています。次期皇位継承者である殿下ご自身は象徴天皇とはどのような存在で,その活動はどうあるべきとお考えでしょうか。殿下が即位されれば皇后となられる雅子さまの将来の務めについて,お二人でどのようなお話をされておられますか。

皇太子殿下
象徴天皇については,陛下が繰り返し述べられていますように,また,私自身もこれまで何度かお話ししたように,過去の天皇が歩んでこられた道と,そしてまた,天皇は日本国,そして日本国民統合の象徴であるという憲法の規定に思いを致して,国民と苦楽を共にしながら,国民の幸せを願い,象徴とはどうあるべきか,その望ましい在り方を求め続けるということが大切であると思います。
陛下は,おことばの中で「天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました」と述べられました。私も,阪神淡路大震災や東日本大震災が発生した折には,雅子と共に数度にわたり被災地を訪れ,被災された方々から直接,大切な人を失った悲しみや生活面での御苦労などについて伺いました。とても心の痛むことでしたが,少しでも被災された方々の痛みに思いを寄せることができたのであればと願っています。また,ふだんの公務などでも国民の皆さんとお話をする機会が折々にありますが,そうした機会を通じ,直接国民と接することの大切さを実感しております。
このような考えは,都を離れることがかなわなかった過去の天皇も同様に強くお持ちでいらっしゃったようです。昨年の8月,私は,愛知県西尾市の岩瀬文庫を訪れた折に,戦国時代の16世紀中頃のことですが,洪水など天候不順による飢饉きんや疫病の流行に心を痛められた後奈良天皇が,苦しむ人々のために,諸国の神社や寺に奉納するために自ら写経された宸翰しんかん般はん若にや心しん経ぎようのうちの一巻を拝見する機会に恵まれました。紺色の紙に金泥で書かれた後奈良天皇の般はん若にや心しん経ぎようは岩瀬文庫以外にも幾つか残っていますが,そのうちの一つの奥書には「私は民の父母として,徳を行き渡らせることができず,心を痛めている」旨の天皇の思いが記されておりました。災害や疫病の流行に対して,般若心経を写経して奉納された例は,平安時代に疫病の大流行があった折の嵯峨天皇を始め,鎌倉時代の後嵯峨天皇,伏見天皇,南北朝時代の北朝の後光厳天皇,室町時代の後花園天皇,後土御門天皇,後柏原天皇,そして,今お話しした後奈良天皇などが挙げられます。私自身,こうした先人のなさりようを心にとどめ,国民を思い,国民のために祈るとともに,両陛下がまさになさっておられるように,国民に常に寄り添い,人々と共に喜び,共に悲しむ,ということを続けていきたいと思います。私が,この後奈良天皇の宸翰しんかんを拝見したのは,8月8日に天皇陛下のおことばを伺う前日でした。時代は異なりますが,図らずも,2日続けて,天皇陛下のお気持ちに触れることができたことに深い感慨を覚えます。
私がここ10年ほど関わっている「水」問題については,水は人々の生活にとって不可欠なものであると同時に洪水などの災害をもたらすものです。このように,「水」を切り口として,国民生活の安定,発展,豊かさや防災などに考えを巡らせていくこともできると思います。私としては,今後とも,国民の幸せや,世界各地の人々の生活向上を願っていく上での,一つの軸として,「水」問題への取組を大切にしていければと思っております。
また,私のこうした思いについては,日頃から雅子とも話をしてきており,将来の務めについても話し合っていきたいと考えております。

問3 ご家族について伺います。雅子さまは式典への出席が増えるなど着実に活動の幅を広げられました。殿下が感じられた雅子さまの変化や現在のご体調についてお聞かせください。愛子さまはこの一年,両殿下とのお出ましが増える一方,体調を崩され学校を長期欠席されることもありました。春には高校進学を控える愛子さまのご様子,進学や皇族としての活動など今後に寄せられる思いについてもお聞かせください。

皇太子殿下
雅子は,治療を続ける中で,体調に気を付けながら,努力と工夫を重ね,公私にわたってできる限りの務めを果たそうとしております。その結果,昨年は,式典への出席回数も増え,また,4月の神武天皇二千六百年式年祭の儀や,6月の岩手県での復興状況視察,8月の「山の日」記念全国大会など,公的な活動を,少しずつではありますが,一つ一つ着実に積み重ねてきており,それがまた本人の自信にもつながり,活動の幅が広がってきていることを,私としてもうれしく思っております。また,東宮御所内での仕事などでも,私をよく支えてくれておりますし,愛子が体調を崩した折を始め,母親として愛子の成長を見守り,導いてくれていることに,心から感謝しております。
このように,雅子は着実に快復してきておりますが,一方で,依然として体調には波もありますので,引き続き焦ることなく,慎重に少しずつ活動の幅を広げていってほしいと思います。国民の皆様には,これまで雅子に温かく心を寄せていただいておりますことに,改めて心より感謝の気持ちを表すとともに,引き続き雅子の快復を温かく見守っていただければ有り難く思います。
愛子については,先生方や多くの友達に囲まれ,中学校生活の最後をとても有意義に,そして楽しく過ごしているようです。一時期体調を崩したこともあり,皆様に御心配をお掛けいたしましたが,雅子の支えもあり,今はふだんどおり学校生活に戻っております。また,昨年は,夏休みの機会に,神武天皇山陵の参拝や,「水を考えるつどい」,「山の日」記念全国大会など,様々な行事や場所に3人で出掛けることができました。こうした機会を通じて,皇族としての務めについての理解を深め,また,自覚と役割を学びつつあるように思います。4月からは高校生になり,新たな環境に身を置くことになりますが,今後とも,機会を捉えていろいろな経験を積んで,人として,また,皇族の一員として,健やかに成長していくことを願っております。
天皇皇后両陛下には,日頃,私ども家族を温かくお見守りいただいておりますことに,心から感謝申し上げます。

問4 皇族方の減少や高齢化が進む中,皇室の現状や将来の在り方についてどのようにお考えでしょうか。両陛下の負担軽減や皇族方による公務の引継ぎ,分担についての殿下のお考えもお聞かせください。

皇太子殿下
皇室の現状についての御質問ですが,男性皇族の割合が減り,高齢化が進んでいること,また,女性皇族は結婚により皇籍を離れなければならないということを前提とした場合に,皇族が現在行っている公務をどのように引き継ぎ,どう分担していくべきかという点は,将来の皇室の在り方とも関係し,大切な問題であると思います。そして,皇室の将来の在り方に関しては,私は,以前にも申しましたけれども,その時代時代で新しい風が吹くように,皇室の在り方もその時代時代によって変わってきていると思います。過去から様々なことを学び,古くからの伝統をしっかりと引き継いでいくとともに,それぞれの時代に応じて求められる皇室の在り方を追い求めていきたいと考えております。
公務の引継ぎや分担につきましては,お仕事の一つ一つを心から大切にしてこられた陛下のお気持ちを十分に踏まえながら,私を始め,皇族が適切に役割を担っていくことが重要であると思います。一昨年から,こどもの日と敬老の日にちなんでの施設訪問を両陛下から秋篠宮と共に受け継がせていただきましたし,昨年は,小中学校長の拝謁及び国際緊急援助隊・国際平和協力隊の接見を私が引き継がせていただくことになりました。また,昨日まで,陛下の名代として第8回アジア冬季競技大会の開会式に出席するため,北海道を訪れておりました。私としては,今後とも,引き継がせていただいた公務を大切に務めながら,少しでもお役に立つことがあれば,喜んでできる限りのお手伝いをしてまいりたいと思っています。
なお,皇室の制度面の事柄については,私が言及することは控えたいと思います。

問5 この一年を振り返り,印象に残った公務や社会,皇室の出来事についてお聞かせください。

皇太子殿下
この1年を振り返ると,昨年と同じように,国内外で多くの自然災害が発生し,各地で人々に大きな被害をもたらすとともに,多数の方々の命を奪ったことを,とても残念に思います。日本では,4月に発生した熊本地震により,被災者は今なお不安を抱えながら生活を続けておられると聞いております。8月末に東北地方と北海道を襲った台風10号による大雨は,北海道や,震災からの復興という険しい道のりを歩む岩手県に大きな傷跡を残しました。世界に目を向けても,エクアドルやイタリアなどで地震が発生し,それぞれ数百名が亡くなられるなど,人々の生活に大きな影響を与えています。こうした災害により,不幸にも犠牲になられた方々の御冥福をお祈りするとともに,被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
東日本大震災の発生から今年の3月で6年となりますが,昨年6月,復興状況視察のため岩手県を訪れました折には,着実に復興が進んでいることを実感すると同時に,引き続き仮設住宅にお住まいの方々が御苦労を重ねながら日々暮らしていらっしゃることを伺い,心が痛みました。被災された方々が1日も早く安心して暮らせるよう,被災者お一人お一人の御健康と幸せを祈りながら,今後とも,雅子と共に,被災者に寄り添い,被災地の復興に永く心を寄せていきたいと思います。
そのほか,国内の出来事としては,7月下旬,神奈川県の障害者施設が襲われ19人もの尊い命が失われた事件に,大きな衝撃を受けました。また,高齢者による交通事故のニュースや子供を含む格差の問題もよく目にするようになったと感じており,気に懸かっております。日本国外でも,依然として世界各地でテロ事件が頻発しており,難民の問題もいまだ解決の糸口が見えておりません。そのような中で,リオデジャネイロのオリンピック・パラリンピック大会では,難民選手団が結成され,人々の拍手に応えて明るい表情で入場行進をしている姿には,安堵どと喜びを覚えました。現在の世の中で,特に子供やお年寄り,障害者といった社会的に弱い立場にいる人々が犠牲になっていることは,とても残念に思います。全ての人が広い心を持って,お互いを尊重し合い,こうした弱い立場にある人々を含め,皆が安心して暮らせる社会を構築するために,地域社会,さらには国際社会全体が一つになって知恵を出し合い,協力していくことが,より一層求められる時代になっていると感じます。
明るいニュースとしましては,夏のリオデジャネイロでのオリンピック・パラリンピックにおける日本選手団の活躍や,長年にわたるオートファジーの研究を評価された大隅良典博士のノーベル生理学・医学賞受賞などがありました。世界の中で日本人がそれぞれの分野で高く評価され,あるいは,世界の第一線で活躍していることの証あかしであり,とてもうれしく思います。
皇室の出来事としては,やはり昨年10月に三笠宮崇仁親王殿下が薨こう去されたことが思い出されます。三笠宮殿下には,私が学生だった時代,歴史研究のお話を伺い,研究者としての心構え,姿勢を学ばせていただいたことを感慨深く思い出します。また,私のみならず,雅子も愛子も,本当によくしていただきましたので,改めて,これまで私たちに寄せていただいた御厚意に感謝申し上げるとともに,心から御冥福をお祈り申し上げます。また,我が国皇室と関係の深かったタイのプミポン国王が崩御されたことも,悲しい出来事でした。タイ王室の方々とタイ国民の皆様に対して,心から哀悼の意を表したいと思います。
印象に残った公務についての質問ですけれども,地方や都内での式典や視察,東宮御所内での行事など,いずれもそれぞれに特徴があり,印象深いものでしたので,特にこの公務と挙げることは難しいと思います。この週末に訪れた北海道を含め,地方訪問では,暑さや寒さの厳しい時もありましたが,長い時間沿道に立ち並び,いつも,私や,雅子も一緒の時には私たち2人を,温かく笑顔で迎えてくださった方々のお気持ちを,とてもうれしく思いました。また,視察先や東宮御所での行事などで,若い世代の方々とお話をする機会がありますが,皆さんが,目を輝かせながら自分たちの進みたい道を力強く語られるのを見て,とても心強く思いました。
なお,この1年間,私たち家族としては,活動の幅を広げることができた1年ではなかったかと思います。先ほどもお話ししましたように,雅子は,治療を続けながら,努力と工夫を重ね,岩手県での復興状況視察,長野県での「山の日」記念全国大会,岐阜県での農業担い手サミットのほか,賢所での神武天皇二千六百年式年祭の儀や,都内での式典にも数多く出席するなど,公的な活動を少しずつですが着実に積み重ねることができました。また,愛子も,8月の「水を考えるつどい」の機会に初めての式典参加を経験するなど,様々な行事に3人で出掛けることができました。国民の皆様が私たちを温かく見守り,また,支えてくださったことに,改めて心から感謝いたします。

<関連質問>
問1 第1問と第2問の象徴天皇の在り方に関連してお伺いします。殿下のお答えでかなり具体的に殿下のお考え理解できたのですが,あえてもう1回お尋ねいたします。昨年8月の天皇陛下のお言葉以来,象徴天皇というのはどのような在り方がふさわしいのかという様々な議論がありました。大きく分けると,いろいろな議論が出たのですが,一つは天皇というのは存在自体が重要である,そういう考え方と,活動してこそが象徴天皇であると,二つの考え方が大きく分ければ出たと言えるのですけれども,そのうちの一つの存在すればいいという天皇観は,似ていると言えば,戦前の神格化された天皇観ですね,こういうものに似ていると思うのですが,現代ではそういう考え方は少数であるとは思うのですけれども,日本社会に根強くそういう考えの方がいらっしゃるというのも事実だと思いますけれども,そのことに関して,殿下はどのようなお考えをお持ちでしょうか。

皇太子殿下
今お話のあったような,天皇に関しては二つの考え方があるということは私も承知しております。そして今,会見の席でもお話ししましたように,私としましても,象徴天皇の在り方というのをいろいろ本当に真摯に考えてまいっているところであります。象徴天皇についていろいろな考え方があるということは私も承知しておりますが,私自身としては,やはりいろいろと今後とも勉強しながら,象徴天皇の在り方というものを,今の陛下の例に倣いつつ考えていきたいと思っております。

問2 今の質問とも若干関連しますが,先ほど殿下のお話の中で,次期皇位継承者としての象徴天皇像について,過去の長い天皇の歩みを振り返り,後奈良天皇の御宸翰の御紹介がありましたが,もう一つ天皇の長い歴史の中で譲位という形態が近代以前においては常態化してたわけですが,殿下の,長い皇室の歴史から見て,また次期天皇になられるお立場から,両陛下のお立場になられたときに置き換えて,その譲位について,日頃お考えになられていることがありましたら,お聞かせいただければと思います。

皇太子殿下
私自身,大学で日本中世史を勉強しておりました。特に鎌倉時代,室町時代の主に交通,あるいは流通史を中心に学んでいたわけですけれども,私自身,中世史を研究しているという関係で,譲位された天皇がおられるという事実は承知しております。私からは,特にそれ以上のことは,今申し上げるのは控えたいと思います。
~~~~以上、宮内庁HPより~~~~~~

頼もしい。
素晴らしい。

新しい時代が始まる。わくわくします(#^^#)

以上です。これ以上の言葉は不要でしょう。
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プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
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『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』を出版しました。
『家賃半額(仮)』と『住宅資産倍増計画(仮)』を出版する予定です。

日本核武装論の出版が中期的目標です。

核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学の基礎は理解しております。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。国会議員の事務所へ陳情します。

ご意見ご感想をよろしくお願い致します。

好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

好きなPCゲーム:泣きゲー全般(主にKey作品)

好きな食べ物:そば、寿司、天ぷら、おにぎり、トマト、ピザ、パスタ、ソーセージ、ポトフ、フィッシュ&チップス、ペペロンチーノ、フライドポテト。

好きな飲み物:緑茶、麦茶、カシスオレンジ、果実系ジュース、CCレモン、日本酒

好きな女性のタイプ:明るくて家庭的な日本人女性

趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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