【加筆修正】国家の行動はどのような要因によって決定されるのか

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

以下は過去記事の加筆修正版になります。

「北朝鮮崩壊と国家行動の決定要因」という少々難しいことを説明するところからお話を始めようと思います。

 (なお、この主張は学術的には非常に大雑把な論となりますのでご了承ください。簡単に言えば参考文献を読みこんだ上で私が考えることをまとめてみたというブログ内容となります)

 まず、第一に北朝鮮崩壊とはどのように定義できるのでしょうか?

 所謂、国家の三要素がございます。

 主権、人民、領土。
 これらが失われることを国家の崩壊と定義します。

 もっと一般的なイメージと重なるように定義しますと次のように定義できるのではないかと思います。
「国家内において無政府状態(騒乱状態)であり、領土が分割もしくは消失し、人民の命が失われ続け、大量の難民の発生、亡命者が続出するなどといった破滅的状況が国家の崩壊なのではないかと思うのです。

 この定義を頭に入れて、現状の北朝鮮を公開情報から分析しますと、すでに北朝鮮の崩壊は始まっているものと思われます。
 
 人治主義と賄賂、拝金主義と環境破壊(主に森林)、北朝鮮人民に対する弾圧、言論封殺、飢餓、腐敗、粛清、瀬戸際外交と揶揄される冒険的対外行動、朝鮮労働党が軍を掌握仕切れていない現状、富裕層の海外への資産持ち出し・・・挙げたら切がありません。
 努力したってどうしようもありません。すべてが腐敗しきっており、治療の施しようがありません。

 北朝鮮崩壊というトピックの結論を申し上げれば、北朝鮮という国家の崩壊はすでに始まっており不可避であること、北朝鮮の首脳陣はそれを意に介しておりません。


 次に国家行動の決定要因というお話をさせていただきます。

 簡単な話、国家はどのような要因によって行動が決まっていくのかというお話です。
 ファースト・イメージ、セカンド・イメージ、サード・イメージという言葉を紹介しながら私独自の理論を展開しようと思います。
 
 ファースト・イメージ=「人間の本性と行動、広義においては国家指導者の資質」
 セカンド・イメージ=「国家の内部組織、広義においては様々な国内的要因」
 サード・イメージ=「国際社会の無政府状態、広義においては対外的要因」

 世の中の国際政治学者は必ずどれかのイメージを使って論理を展開します。

 私個人の考えとして、国家の行動は「国家の国内的要因と対外的要因によって決まる」と考えます。つまりセカンド・イメージとサード・イメージの混合というわけです。
 私は人間の本性と行動は国家の行動に与える影響が少ないので無視しても問題ないと考えました。人間の本性よりも国家の事情の方が大事なのではないかと。この点については意見が相当割れるところです。

 影響力の濃淡で示すならば

淡  ファースト・イメージ

   セカンド・イメージ

濃  サード・イメージ
と考えます。

簡単に説明するのであれば、第二次世界大戦におけるドイツの行動の決定要因はアドルフ・ヒトラーの資質なのか、ナチスもしくはドイツの様々な国内要因なのか、それとも国際社会の無政府状態とドイツを取り巻く環境なのかということです。

どのイメージを使用して論理を展開するかによって、内容がガラッと変わるわけです。

 国内的要因として挙げられるのは、民主制なのか否か、君主国なのか共和国なのか、多民族国家(もしくは移民受け入れ国家)なのか単一民族国家なのか、言論の自由と法治主義が浸透しているのか否か、国家的自給自足が可能か否か、資本・資源・技術・労働力をどれほど保有しているのかなどといった点が挙げられます。。

 対外的要因としては、国際社会は弱肉強食の戦国時代(無政府状態)という環境、国家間のパワーバランス、地政学的条件、仮想敵国の対外行動などが挙げられます。


国家行動の決定要因というお話を踏まえて、分析します。

 北朝鮮は金正恩の独裁で、言論の自由や法治主義はほとんどありません。共和国ではありますが、一部の特権階級が富を独占している超格差国家です。朝鮮民族で構成された国家ですが、人民に対する惻隠の情などは一切ありません。人民の生活のために自国内の資源だけでなく他国から大量に資源を輸入しています。

 国際社会は喰うか喰われるか、殺すか殺されるかという環境のまま、大統領が弾劾され、経済的に厳しい状態が継続しており、北朝鮮へ親近感を持っている国家が隣国で、人民への思想教育は徹底しているので、外敵として照準を合わせるのは簡単です。
 半島国家でありますが、生き残りを目指す関係上、海軍力の増強にも力を入れなければなりません。最大のライバルであるアメリカ合衆国は北朝鮮に対する軍事的かつ外交的な圧力を強めつつあります。

 つまり、日本や韓国との軍事的な緊張を創りだし、国内的な引き締めを行う必要があります。人民の不満を解消するために打倒米帝、打倒日帝を掲げて本当に武力衝突になる可能性があります。

米国は圧倒的軍事力を保有しており、北朝鮮のような独裁国家が核兵器を保有して同盟国の安全保障を脅かすことに寛容ではいられなくなりました。
北朝鮮を制圧し、核兵器を速やかに確保する軍事作戦を実行する準備に入っているでしょう。

 それくらいは我が国日本のインテリジェンスオフィサーも理解しているのでしょう。

 そして、なんとかして北朝鮮との戦争に勝利し、日本国内の御花畑思想に毒された非武装中立主義者を政治の場から駆逐して、普通の国家になれればと考えております。
ここから毒を吐かせてもらえれば「富国と強兵をどちらも行うしかない」ってな話ですよ。

参考文献一覧
人間・国家・戦争: 国際政治の3つのイメージ ケネス ウォルツ (著), 渡邉 昭夫 (翻訳), 岡垣 知子 (翻訳)
人間 国家 戦争

以上です。
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====加筆修正予定====
現在第3版。
誤字脱字や事実誤認などございましたらお気軽にメールをお送りください。
歴史に爪痕を残す電子書籍にするために、読者の皆様から送られてくるメールが頼り。
首を長くしてお待ちしています。
反逆する武士のメールアドレス:rebelbushi@gmail.com

※※※補足情報※※※
本書はMicrosoft Office Word2010を使用して作成されました。
加筆修正を随時行っていきますので、何卒ご理解の程をお願い致します。
【字数】現在35,000文字
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プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。
『雇用、所得、物価の一般理論(仮)』
『我が国日本の海洋戦略(仮)』
『日銀は錬金術師(仮)』
『ケインズは二度死ぬ(仮)』
『なぜバターがスーパーから消えたのか(仮)』
『住宅資産倍増計画(仮)』
『天皇器官説(仮)』
『移民拒絶論(仮)』
『人口補完計画(仮)』
『地政学の強化書(仮)』を出版する予定です。

日本核武装論の出版が中期的目標です。

核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学を国立大学の必須履修科目にするべきと考えています。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。
ご意見ご感想をよろしくお願い致します。

好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

好きなPCゲーム:泣きゲー全般(主にKey作品)

好きな食べ物:そば、寿司、天ぷら、おにぎり、トマト、ピザ、パスタ、ソーセージ、ポトフ、フィッシュ&チップス、ペペロンチーノ、フライドポテト。

好きな飲み物:緑茶、麦茶、カシスオレンジ、果実系ジュース、CCレモン、日本酒

好きな女性のタイプ:明るくて家庭的な日本人女性

趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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