英国経済が失速しているだと・・・そりゃそうだよね(笑)。

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

世の中的には夏休み、オリンピックですが、あまり盛り上がらないのはどうしてでしょうか?

景気が悪いからです。

以下はMSN産経ニュースより

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120729/fnc12072911230000-n1.htm


消費増税に景気条項義務付けを 英の付加価値増税 失敗の教訓
2012.7.29 11:23


英国経済
 付加価値税増税後、失速早める英経済
 
ロンドン五輪が華やかに開幕したが、メーンスタジアムの外側では若者5人のうち1人以上が失業というありさまで、英経済社会はかなり暗いようだ。五輪開催国は通常、開催時に消費が上向く「五輪効果」が表れるものだが、英国にその気配は薄いのだ。


なぜ出ない五輪効果


 さっそくだが、グラフを見てほしい。まずは実質経済成長率の動向である。英国は2010年秋までは08年9月のリーマン・ショック後の不況から立ち直りつつあった。ところが10年末あたりから景気が減速し始め、今年第1四半期(1~3月)には前年比でマイナスに落ち込んだ。前期比では2期連続のマイナスである。

 国内総生産(GDP)の約65%(日本は約60%)を占める個人消費(名目値)の伸びは物価上昇率を下回り、実質では減っていると推測できる。個人の消費意欲を示す「消費者信頼度指数」は10年後半から急速に悪化し、今年に入って少し改善したのはつかの間で、皮肉なことににぎやかな五輪聖火リレーが始まるころから再び下落した。

 なぜ五輪効果が出ないのだろうか。欧州共通通貨(ユーロ)危機の影響だとする見方が一般的だが、英国はユーロ非加盟国である。なのに、成長率の下降速度はユーロ圏全体平均はもとより、不動産バブル崩壊と国債価格急落に悩むスペインをもしのぐ。

 しかも、自国特有の通貨の発行や金融政策を実行できないギリシャ、スペインなどユーロ問題国にはない利点を英国は持っている。

中央銀行であるイングランド銀行(BOE)はリーマン後、米国を上回る速度でお札を大量に刷り続けてきた。英国はこの量的緩和政策のおかげで、通貨ポンドをドルやユーロに対しても安くするのに成功してきた。ちなみにBOEといえば、17世紀末に世界で初めて金(きん)の裏付けのない紙幣を発行し、フランスなどとの戦争費用を政府に提供した中央銀行であり、その大胆な伝統は世界でもずぬけている。

 ユーロ危機が英経済苦境の主犯ではないとなると、残る要因は国内向けの経済政策しかない。

 キャメロン保守党・自由民主党連立政権は10年5月の発足後、さっそく緊縮財政路線を決め、11年1月から実施した。目玉は付加価値税(消費税に相当)率17・5%の20%への引き上げである。他にも銀行税導入、株式などの売却利益税の引き上げ、子供手当など社会福祉関連の予算削減も打ち出した。

 他方で法人税率を引き下げ、所得税控除額も日本円換算で12万円程度引き上げるなど、成長にも多少配慮した。こうしてGDPの10%まで膨らんだ財政赤字を15年度までに1・1%まで圧縮する計画なのだが、結果は上記の通り無残である。

 あわてたBOEはいったん中断していた量的緩和を再開し、ポンド資金供給残高はリーマン時の3・7倍にまで膨らんでいる。BOEは英国債を大量に買い上げて、ポンド安と長期金利の引き下げを同時達成している。ところが、効き目はほとんど出ないままだ。

脱デフレ成長優先へ


 では、日本にとっての教訓とは何か。

 その一、景気下降局面での増税は絶対に避ける。

 民主、自民、公明の3党合意では、一応、消費税増税法案の「付則」として「景気条項」を設けているが、あくまでも努力目標である。しかも、景気を意味する成長率は「11年度~20年度の平均で名目3%程度、実質2%程度」という具合で、14、15年度に税率をそれぞれ8%、10%に引き上げるための参考値としては極めて曖昧模糊(もこ)としている。

 実施条件としないよう、こざかしい財務官僚が工夫した作文だけあって、野田佳彦首相や安住淳財務相が「景気条項は増税の前提ではない」と言わされるような仕掛けになっている。ならば、参院での法案審議では、景気努力目標をはっきりとした実施条件に格上げすべきだろう。

 教訓二、増税という財政面でのブレーキをかけたまま、金融というアクセルをふかしても、実体景気という車体は前に進まない恐れがあることだ。

 英国の場合、物価上昇率は3%前後で推移しているのに対し、日本はゼロ%以下が続く慢性デフレである。その日本が増税との抱き合わせで日銀に申し訳程度の量的緩和政策に踏み切らせたところで、その効果は英国以上に弱くなる恐れがある。量的緩和の目的は脱デフレ、円高是正に絞り込むべきで、増税の条件としては安易すぎる。

 野田首相や谷垣禎一自民党総裁らはこの際、きちんと英経済を直視し、増税よりも脱デフレ、成長を優先する政策の王道に立ち返るべきだ。(編集委員・田村秀男)


つまり、英国は緊縮財政と金融緩和という合わせ技で何とかしようとしているわけでございます。

しかしながら、デフレ不況時には民間企業の新規投資需要が著しく小さいので、金融緩和単独ではあまり効果がないのです。

金融機関がだぶついたお金を貸しだそうとしても、民間企業の経営者や家計に「今景気悪いから投資しない」とか「借金返済しなきゃいけないから、借金までして投資するつもりはない、むしろ業務で得た現金で一刻も早くバランスシートを修復しなければならない」言われるわけですよ。

そうしますと、GDPにおける民間の設備投資だとか住宅投資が減ってしまうので景気は後退局面に入るのです。

つまりは、バランスシート不況ですな。

イギリスの保守党と自由民主党はリチャード・クーを経済顧問として雇った方がいいのではないでしょうか?

まだ、イギリスは独自通貨(ポンド)と中央銀行によるオペレーションを独自に行える権利を保有しておりますので、ギリシャとかスペインなどのユーロ加盟国家よりは経済政策が行いやすいでしょう。

ケインズを見習って財政出動と金融緩和を同時に行えばいいのです。

それにしても、田村さんはわかってらっしゃいますな。

我が国日本も一刻も早くデフレ脱却のための「公共投資(10年で300兆円)」「投資減税(3年間限定で30兆円)」「建設国債を大量に発行して資金調達して日銀に買いオペをやらせる(年間30兆円を10年間継続)」を実行すべきなのであります。

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Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。
『雇用、所得、物価の一般理論(仮)』
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『なぜバターがスーパーから消えたのか(仮)』
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『人口補完計画(仮)』
『地政学の強化書(仮)』を出版する予定です。

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核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学を国立大学の必須履修科目にするべきと考えています。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

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