TPP反対と財政出動+金融緩和+暫定的保護主義の三位一体の処方箋

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

仕事が忙しすぎて・・・私は民間企業で働くことが向いていないのですかね?

というわけでTPP反対祭り絶賛継続中ですので、TPP反対論を訴えたいと思います。

TPP亡国論 中野剛志著
亡国論

を読ませていただきました。

私のようなナショナルエコノミストにとっては心地よい主張が繰り出されております。

ここで、ちょっと小話をさせていただきます。

TPP反対されている方はTPP反対論をぶち上げるのはいいのですが、代替案が無いのです。

これは危機的状況なのでございます。

TPP賛成派から「TPP反対するってんなら代替案を出せ」って言われたらどうするのでしょうか?

ここで中野剛志氏は「財政出動と金融緩和と暫定的保護主義の三位一体」を主張されているのです。

ここまで言い切るってのは素晴らしいですね。

このTPP亡国論以外で中野氏の著作で『自由貿易の罠』がございまして

自由貿易の罠

こちらを以前から愛読しておりましたので、大変勉強になったしだいであります。

いわゆる『グローバリズム』定義させていただきますと、資本、人、物・サービスをとにかく自由にすればみんながHAPPYになるというものを再考するという意味でも、一度自由貿易そのものを疑ってみるべきなのではないかと思うのです。

私なりに中野剛志氏の著作を読んで、まとめさせていただきたいと思います。

1、資本の自由化は社会をぶっ壊す可能性が高い

まず、資本移動の自由化でどのような現象が生じるのでしょうか?

ここでは話を単純かつわかりやすくするために、日本と米国という二か国モデルで考えましょう。

前提条件として日本が不況だったとします(現実でもそうですが・・・)

日本の中央銀行である日本銀行が民間企業の投資を促進させ、景気浮揚のために「量的緩和」などの大胆な金融緩和を実行したとします。

しかしながら、日本よりも米国で資金を運用した方が(金利などの関係で)投資効率がいいとなってしまったら、市中に大量に供給されたお金が、すべて米国に流れ、米国の投資になるかもしれないわけです。

日銀としては日本経済の景気回復のために「量的緩和」を実行したのに、資本移動の自由化で景気浮揚効果が無効になってしまうわけです。

景気回復できないわけです。

ちょっと金融に関する知識がおありのお方であれば容易に想像がつくと思いますが、資本移動が自由化されるといことは世界各国の資本がとある一国に集中してしまう可能性があるわけです。

そうしたら、民間企業の投資ではなく、土地、不動産、株式などに資本流入して、バブルが発生して、弾ける可能性がございます。

実際、今回の金融危機は日本からの資金が米国に流入したことも一因としてございました。

そうしたら、現在の日本のようにバブル崩壊による、デフレ不況が発生してしまうわけでございます。

「資本というものは気まぐれな兎のようなものだ、ピョンピョン跳ね回り始末に負えない」これは東北大学の経済学部の教授から聞いたお話でございます。

もちろん、資本の自由化で海外投資がしやすいというメリットがございますが、それは国民経済全体の利益にはならず、一部の大企業の利益になるだけなのです。

2、人の自由化は失業と外国との摩擦をもたらす

もし、人間移動の自由化が進行し、外国での就業がより簡単になったらどうなるでしょうか?

簡単に言いますと、失業を輸入してしまう状況になります。

世界的な視野で物事を考えれば、景気が良くて、労働力不足の国家に世界中から人間が押し寄せ、その景気の良い国家の国民の仕事が奪われるわけでございます。

文化的な摩擦も生じますので、少なくても諸外国友好ムードがぶっ壊れるので、経済的に繁栄するということを享受できないのではないでしょうか?

日本人が外国で働けるというメリットがございますが、わざわざ国外で働きたいという日本人が多数派になるとは信じられません(笑)。

安全保障的にも問題がございます。国内に多数の外国人を抱えるということはテロや騒乱を起こされたら、その処理コストが膨大なものになるでしょう。

3、物・サービスが自由化すると所得が減り、雇用が減る

例えば、家電製品で考えてみましょう。貿易が自由化されますと、関税がかからない、非関税障壁がなくなりますので、日本人を日本国名の工場で働かせるのではなくて、海外で生産して日本に製品を持ってきた方がコスト削減できるではないですか。

そうしますと、日本人の雇用が、外国人に奪われるということでございます。

それが、内需の減少つまりは所得の減少を招き、デフレが進行致します。

そうしますと、ますます雇用と所得が少なくなってしまいます。

どうでしょうか?

ここまで、グローバリズムを批判してきましたが、少なくともデフレ期においては物・サービスの自由化は食い止めなければなりませんし、資本と人の自由化に関してはインフレデフレ関係なくもうやめた方がいいでしょう。

資本蓄積が無い国家が投資したかったら、世界銀行から借りたりとか、金持ち先進国家(つまりは日本)からお金を借りればいいではないですか。

労働力が足りなかったら、人口を増やしたり、生産効率を上げたり、ロボット(まずは産業用)を導入すればいいのではないでしょうか?

今日はここまでにしまひょ(笑)

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プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。

『住宅資産倍増計画(仮)』
『天皇最強説(仮)』を出版する予定です。

日本核武装論の出版が中期的目標です。

核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学の基礎は理解しております。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。国会議員の事務所へ陳情します。

ご意見ご感想をよろしくお願い致します。

好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

好きなPCゲーム:泣きゲー全般(主にKey作品)

好きな食べ物:そば、寿司、天ぷら、おにぎり、トマト、ピザ、パスタ、ソーセージ、ポトフ、フィッシュ&チップス、ペペロンチーノ、フライドポテト。

好きな飲み物:緑茶、麦茶、カシスオレンジ、果実系ジュース、CCレモン、日本酒

好きな女性のタイプ:明るくて家庭的な日本人女性

趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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