小林よしのり著『ニセモノ政治家の見分け方』を読む。小林よしのり氏の経済政策を批判する

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

のどが痛いorz

風邪のようでございます。本日の午後18時まで寝てました。

さっそくブログ更新と参りますか。

小林よしのり著『ニセモノ政治家の見分け方』幻冬舎を読みました。

『ニセモノ政治家の見分け方』

安倍晋三氏に対する批判が鋭いです。

いわゆる従軍慰安婦問題への対応への批判は必読であります。

TPPや脱原発に関する漫画もございまして、大変勉強になる一冊でございます。

現在の硬直した言論空間に飽き飽きな人間にとっては楽しい一冊でございます。

デモに関する考えを私なりに述べますと、『デモは有効ではあるが、限界もある。今後は政治家個人に対する面会を軸にした圧力をかけるべき』でございます。

さて、小林よしのり氏の話題が出ましたので、最近の小林よしのり氏のお考えに関して批判させていただければと存じます。

SAPIO (サピオ) 2013年 01月号
『SAPIO (サピオ) 2013年 01月号』

私が好んで読ませていただいている国際情報誌でございます。

この中にゴー宣『大東亜論』が掲載されているのですが、p62からp63までの欄外コメントでこれは見逃せないなと思うコメントがございました。

p62の欄外コメント

『選挙が間近か。安倍ネトウヨ総裁が「輪転機を回してお札を刷りまくれ」と言っている。年金暮らしの老人は餓死をする。公共投資は従来の地元のハコモノに消えていく。国債金利が上がって財政破綻の道へまっしぐらだ。』

p63の欄外コメント
『公共投資は「脱原発」でやらなければ、雇用の創出と子孫の財産に繋がらない。』

このコメント読まれた方はどのようにお感じでしょうか?

私は小林よしのり氏の唯一の弱点は「経済政策」であると思いました。

さて、がっつり批判致します。

1、年金暮らしの老人は餓死しない。
2、公共投資は従来の地元のハコモノに消えない。列島強靭化のために行われる
3、日本は財政破綻しない。
4、確かに脱原発のための公共投資で雇用は創出されるが、それ以外の公共投資でも雇用は創出される

まず、年金はご存じの方もいらっしゃると思いますが、物価スライド制なのであります。

大雑把に書きますと、デフレだったら支給額が下がり、インフレだったら支給額が上がるわけです。

以下は日本年金機構の物価スライドに関するページでございます。
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3245

大規模な金融緩和でインフレが生じたとしても、支給額の改定が行われるので特に問題ありません。

年金受給世代のインフレの心配よりも、デフレによる現役世代の所得が増えない問題を心配された方がよろしいかと存じます。

過激に煽りたいのは理解できますが、嘘は良くないでしょう。

公共投資が地元のハコモノに消えるという話も説得力がありませんね。

自民党の公約の中には『事前防災の考えによる「国土強靭化」を推進し、必要な「命を守り抜く」防災対策を推進します』

自民党の公約に関しては以下のページからダウンロードでお願い致します。
http://www.jimin.jp/policy/manifest/index.html

これは藤井聡氏の列島強靭化の考えが根底にございます。

橋、道路、湾港、トンネルなどといったインフラのメンテナンスや、地震対策を行い、荒廃した日本を防ぐ、地震に強い国土を創るという思想なのです。

本当に無駄なハコモノを作るのであれば、自民党の支持者層からも反発が出るでしょう。

ちょっと考えにくいですよ、公共投資が従来の地元のハコモノに消えるということは。

参考エントリー↓↓↓
列島強靭化を急げ! 藤井聡氏を応援していきましょう!
デフレ対策としての公共事業

日本は財政破綻しません。

自国通貨建てで、国内で9割以上の国債を消化しており、日銀の通貨発行権がある我が国日本が財政破綻するわけないでしょう。

そもそも財政破綻の定義について小林よしのり氏は理解していないのでは?

以下の参考エントリーで勉強していただきたいと存じます。
日本経済再興への処方箋 パート1

日本経済再興への処方箋 パート1より一部抜粋

『そもそも財政破綻とは何か? どのような状況になると財政破綻となるのか? 世界で財政破綻した国家が存在するのか? もし日本が財政危機に陥っているのであればどのように財政破綻から逃れればいいのか? と調べていった結果、驚愕の事実を発見するに至った。
 日本は財政破綻しない。それをこの記事において証明しようと思う。

 財政破綻(国家破綻)とは?
 
まず、基本用語の定義を明確にするという作業から始めたいと思う。財政破綻(国家破綻)するとはどのような状況なのであろうか?

 「政府の負債について利払いが不能になるか、もしくは返済が不能になること」

 筆者が知る限り、この定義が一番正しいと思われる。よってこの定義をもとに、この第一節を作成していくとしよう。
 では、現在の日本が財政破綻状態なのであろうか? 答えは否である。日本は現在「債務不履行(デフォルト)」に陥っているわけではない。

ここで、日本国のバランスシートを見てみると(三橋貴明氏のブログ参照)、約263兆円の純債権国家であることが分かる。日本は世界で金を借りている国家ではなく、貸している国家なのである。
はたして、約263兆円ものお金を持っている国家が財政破綻するのであろうか? 
常識的に考えて、国家とはお金が足りなくて、公的債務の返済ができない、または利払いができない時に破産するのではないだろうか?

しかも日本は経常黒字国家である。経常黒字国家ということは、日本は外国から買っている金額と売っている金額を比べたら、売っている金額が多い。
つまり、日本は外国からお金を貰う立場なのであって、支払う立場ということではないのである。
そのような国家がいきなり財政破綻するのであろうか? あり得ないことであろうと思う。

また、先進主要諸国と相対的に長期国債金利が低い。1%から2%までの領域をウロウロしているのである。

 そもそも、金利が低いということは国債価格が高いということである。なぜならば、長期国債の買い手に困らないからこのような低金利になっている。
 バランスシート不況で民間企業の新規資金需要がなくなり、経済的に落ち込んでしまったがために安全資産である国産の人気が高まったのだ。
 なぜこんなに低金利である人気金融商品がデフォルトという事態になるのだろうか?

常識的に考えてあり得ないことではあるが、いきなり多額の日本国債の償還を求められてしまっても財政破綻はあり得ない。なぜならば日本政府の借金はすべて円建てであるし、日本銀行は通貨発行権を持っているからである。

 まず、日本銀行の借金がすべて円建てということはどういうことなのか? 例えば、日本国民が個人国債を購入しようと思った時には当然資金が必要になってくる。
 その時に必要な資金を用意する時の通貨によって円建てなのか、ドル建てなのか、ユーロ建てなのかという区別がなされる。
 
 もちろん日本国債を購入するためには円(日本にとっての自国通貨)が必要であるからして円建てであり、日本国債を償還(借金返済)するためにも円が必要になるのである。

また、日本銀行(日本にとっての中央銀行)が通貨発行権を持っているということはどういうことなのか?
日本銀行は発券銀行であるからして一万円札を刷ってお金を生み出すことができるのである。この刷ったお金を償還資金にしてもよいのである。
ちなみに一万円札一枚をするのに16円のコストが掛るので一枚刷るごとに9984円の利益を生じるのである。

この利益を通貨発行益という。

また、日本銀行は買いオペ(市中から国債を買い上げて資金を市中に供給すること)を通じて、日本国債の利払いから逃れることも可能である。
 なぜならば、日本銀行は日本政府の完全子会社なので、日本政府が日本国債を保有している日本銀行に利払い費を支払っても、日本銀行から受け取る収益で相殺されてしまうからである。

 日本国債を借り換えするのを日本政府の完全子会社の日本銀行が断るはずがないので日本銀行が保有する日本国債は「絶対にデフォルトしない日本国債」と言える。

 よって、日本銀行が通貨発行益を原資にして、償還を求められている日本の国債を買い取ってしまえばよいのである。

 日本政府はそもそも永続機関なのである。人間のように寿命があるわけではない。
 例えば、ある個人が借金をした場合には人間に寿命は付き物なのでいつかある時点を以て借金を返済しなければならない。
 しかしながら、政府は永続機関で寿命がないので、永久に借り換えができる。もっと簡単に言えば永遠に自転車操業ができるということである。


 日本国債は94.9%が日本国内で消化されていて、海外の割合は5.1%しか保有していないという状況だ。これは財政的に極めて安心できる状況である。

 まず、第一に、国内でほとんど国債が消化されているので借り換えをしてくれる可能性が高いのである。日本政府にデフォルトでもされて市場が混乱するよりかは利払い費だけでもキッチリ貰うことができれば良いと考えるであろう。

 第二に、危機的状況に陥ってしまっても国債の買い手がほとんど日本国民であったなら金利の上昇が生じたとしても民間が貰える利払い費が増えるだけなので、金利上昇による国富流出を心配しなくてもよくなる。

 もし仮に、90%近く海外に国債を買われていたら、金利上昇が国富流出に直結してしまうので、政府首脳は金利上昇にナーバスになるだろう。幸いにもそのような危険な状況になっているわけではない。』


少々長くなってしまいましたが、雇用創出のお話を軽くさせていただきます。

確かに、脱原発のための公共投資で雇用創出されるでしょう。

でも、脱原発のための公共投資以外の公共投資による雇用創出を軽んじてはいけないと思います。

公共事業だって雇用を創出します。

公務員増員も雇用の創出に該当します。

金融緩和と投資減税で企業の設備投資の増額でも雇用は増えます。

極論はあまりよろしくないと思います。

ゴー宣読者の中には小林よしのり氏に苦言を呈する人間もいますので、もうすでに誰かが主張されていることかと存じますが、念のため書かせていただきました。

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三橋のイエスマンあるいは太古持ちへ

そんなにローリスクで万能なら無税国家も余裕ですね
学者竹中に論破された三橋は所詮素人評論家に過ぎません xD
プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。

『住宅資産倍増計画(仮)』
『天皇最強説(仮)』を出版する予定です。

日本核武装論の出版が中期的目標です。

核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学の基礎は理解しております。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。国会議員の事務所へ陳情します。

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好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

好きなPCゲーム:泣きゲー全般(主にKey作品)

好きな食べ物:そば、寿司、天ぷら、おにぎり、トマト、ピザ、パスタ、ソーセージ、ポトフ、フィッシュ&チップス、ペペロンチーノ、フライドポテト。

好きな飲み物:緑茶、麦茶、カシスオレンジ、果実系ジュース、CCレモン、日本酒

好きな女性のタイプ:明るくて家庭的な日本人女性

趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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