TPPを考える。毒素条項って何? ラチェット条項、ISD条項、非違反提訴

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

TPPを考えるというシリーズ第二弾でございます。

TPP反対論の主柱として「毒素条項」というものがございます。

はっきり申し上げまして常識では考えられない条項なのです。

1、ラチェット条項

「ラチェット」とは一方方向にしか回らない歯車のことです。

ラチェットのように一方方向にしか行かない、自由化したらもとに戻せないという条項が「ラチェット条項なのです。

米国で狂牛病が発生しても、韓国では米国産牛肉の輸入を止めることはできなかったのです。米韓FTAにラチェット条項があるからだと言われています。

条約とか協定に詳しくないと仰せの皆様に申し上げます。

他社との何等かの約束事をするとき、弾力的に運用できる制度であった方が関係は継続できますし、友好的なものになる可能性が高まることはご理解いただけるかと存じます。

ラチェット条項は国家間の協定の弾力的運用を阻害する条項なのです。

こんな欠陥条項を認めるわけにはなりません。事情が変わって以前の制度に回帰することができない、不測の事態に対応できないというのを欠陥と言わずして何を欠陥と言うのでしょうか。

2、ISD条項

ISD条項とは「国家の政策変更などによって外国企業が不利益を被った場合、世界銀行傘下の投資紛争解決国際センターに提訴できるというもの」です。

つまり、外国企業が国家を訴えることができるわけです。米国よりの判決が出ており、公平な調停ができない可能性が高いのです。

日本は無理難題を押し付けられ、一方的に敗北する可能性が高いでしょう。

さらに問題なのが、審理が一切非公開、一審制で裁判に不服があっても上訴できない。

これは法治主義に対する挑戦であり、魔女裁判を生み出す恐れがございます。

 日本だったら、原則審理は公開されます。高等裁判所や最高裁に控訴や上告ができるわけです。それができないのですよ。近代以降の法治国家に住んだ経験がある人間だったら背筋の凍るお話でございます。

3、非違反提訴
非違反提訴とは「国家が違反行為をしていなくても外国企業が当初の予定通り利益を上げることができなかったら外国企業が国内企業を訴えることができる」という制度です。

これは明確に自由競争に理念に反する暴虐条項と言われても仕方ないでしょう。

自由の国、アメリカが聞いてあきれる。

その他にも細かな毒素条項がたくさんあるとのことです。例えば、再協議できない(!)条項とかが存在するそうです。

環太平洋経済連携協定じゃなくていっそ「日米不平等条約」とか「とんでもない、ペテンな、パートナーシップ」に改名すべきではないでしょうか。

ここまではTPPに詳しいインターネットユーザーの皆様であればご存じの事項でございます。

以上の毒度条項に関して私なりに考えたことが2点ございます。

1、我が国日本の官僚にとって都合が悪いのではないか。
2、TPP賛成のいわゆる保守派は何を考えているのか。

通常の官僚は弾力的運用ができない制度というものを嫌がるものではございませんか。

毒素条項ってのは屈辱的で権力を振るうことができない条項なわけですよ。

なぜ官僚側から反対の声が上がらないのでしょうか(中野剛志氏以外)

TPP賛成のいわゆる保守派は何を考えているのでしょうか。協定を締結するということは協定の中身を吟味して日本の国益を増進するのか否かを判定しなければならない作業が発生します。

完全に考えることを止めてしまったのではありませんか。

こんなことで日本国民の支持を得られるとお思いなのですか。

国益と国体と国柄を守ることが保守派の成すべきことなのではありませんか。

だから私は保守派と名乗ることに拒否感があるのですよ。だから尊皇攘夷派と名乗っているわけなのです。

参考文献紹介

安田美絵『サルでもわかるTPP』合同出版
サルでもわかるTPP

週刊新潮2013年3月28日号

週間身長3月28日号


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プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。

『住宅資産倍増計画(仮)』
『天皇最強説(仮)』を出版する予定です。

日本核武装論の出版が中期的目標です。

核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学の基礎は理解しております。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。国会議員の事務所へ陳情します。

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好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

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好きな食べ物:そば、寿司、天ぷら、おにぎり、トマト、ピザ、パスタ、ソーセージ、ポトフ、フィッシュ&チップス、ペペロンチーノ、フライドポテト。

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趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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