ウクライナ情勢 アメリカが意外と存在感を発揮するのか? オバマ大統領の外交センスが問われる

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

いろいろ書かねばならんことが多すぎて困ります。

~~~~~~以下はMSN産経ニュースより~~~~~

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140602/erp14060211180004-n1.htm

ウクライナ大統領選 米は武器・軍事技術の供与を(ウクライナ紙)

2014.6.2 11:18
大統領 ウクライナ
ウクライナ大統領選で勝利を決め、キエフで記者会見するポロシェンコ氏 =5月26日(ロイター)

 5月25日のウクライナ大統領選で親欧米派のポロシェンコ氏が当選した。親ロシア派が投票を妨害した東部では、選挙の直後に親露派武装勢力と軍部隊が衝突して約50人が死亡するなど、混乱はいまだ収まっていない。選挙結果については、ロシアと米国で評価の違いが際立つ論評もみられた。一方、ウクライナ国内ではロシアの介入を避けるため、米国に対して軍事支援を求める意見があった。

□ウォールストリート・ジャーナル(米国)

ウクライナは西側を選んだ

 ウクライナ大統領選を受け、ウォールストリート・ジャーナル紙は5月27日付で、「ウクライナは西側を選んだ」と題する社説を掲載した。当選したポロシェンコ氏を含む上位4人が親欧州派で、親ロシア派候補者2人の合計得票率は6%にとどまったと指摘。投票結果は「ウクライナ人がロシアとの平和的共存と同時に、西側に加わることを望んでいることを示した」と強調した。

 社説はまた、大統領選と同じ25日に開票された欧州連合(EU)欧州議会選挙で反EU勢力が躍進したことを引き合いに、「ウクライナ人は欧州人以上に欧州人なのかもしれない」と評した。

 さらに、ポロシェンコ氏が2月の政変に際して経験と手腕を発揮したとして高く評価し、同氏が大統領に選ばれたことは「ウクライナの有権者の熱望と成熟の表れだ」と評した。
 ただ、ポロシェンコ氏は「苦労して手に入れた自由とロシアの攻撃からウクライナの独立を守るという非常に困難な任務を負った」とし、大統領として統治することの難しさを指摘。「内戦の可能性は現実的」であるとした。

 社説はさらに、ウクライナの経済状況の厳しさやエネルギー価格の上昇により社会が動揺し、プーチン露大統領に付け入る隙を与える危険性に警鐘を鳴らした。そして、欧米諸国に対し、追加制裁でロシアに圧力をかけ続けることによってポロシェンコ氏を支援するよう求めた。欧米の対ウクライナ軍事支援についても、「大統領選によって否定する口実は取り除かれた」と促した。

 ワシントン・ポスト紙も28日付で、ポロシェンコ氏が同紙のジャクソン・ディール論説副委員長に「(ロシアの)侵攻が始まれば、どんな制裁も助けにならない」と語ったとするディール氏のコラムを掲載。ウクライナが米国の軍事支援を求めていることを紹介した。(ワシントン 加納宏幸)

ここ20年で最も不誠実な選挙

 親ロシア派政権が崩壊した2月の政変を「民族主義者のクーデター」と断定的に報じてきたロシアの政権派メディアは、今回の大統領選でも疑問を呈することに余念がない。5月27日付のイズベスチヤ紙は、「選挙はこの20年間の欧州で最も不誠実なものだった」とするプレハーノフ経済大のマルコフ副学長の論説を掲載した。

 マルコフ氏は、ウクライナ国民はヤヌコビッチ前大統領だけでなく、政変をもたらしたデモの指導者や暫定政権も受け入れていないと主張。当選したポロシェンコ氏は「デモ隊の指導者でなかったことが強みになった」との見解を示した。また、欧米は大統領選で「より正統な政権」を作ろうとしたが、選挙のあり方は到底、危機打開の希望を抱かせるものでなかったと述べた。

 「問題の根は、国民がいわばウクライナ文化とロシア文化で二分されていることだ」。マルコフ氏はこうした表現で、ウクライナでは親欧米的な西部と親露的な東部・南部の「和解」が必要だと強調。主にウクライナ語を話す西部の親欧米派を「民族主義者」と称した上で、「民族主義者が組織した選挙は国の一方でしか合法性をもたないことを示した」と述べる。


同氏によれば、親露派の候補2人が「民族主義者」の攻撃を受けて出馬を取り下げ、別の親露派候補も西部で通常の選挙戦を行えなかった。また、東部と南部の住民は「民族主義者の徒党」によるテロの恐怖におびえ、政治参加どころでなかったとする。他方で、東部2州で大半の有権者が投票機会を奪われた事実には触れず、暫定政権によるマスコミや野党への圧力、開票作業での大規模な不正があったとしている。

 危機打開の条件は、「ウクライナ語とロシア語の対等な地位」を確保し、「連邦制度」を導入することだとマルコフ氏は主張する。選挙が合法的だったとは認められないが、ポロシェンコ氏がしかるべき方向に進むようロシアは促すべきだ-というのが筆者の結論だ。(モスクワ 遠藤良介)
□キエフ・ポスト(ウクライナ)

米は武器・軍事技術の供与を

 ウクライナ東部ドネツクの親ロシア派武装勢力に対する軍の軍事作戦は大統領選翌日の5月26日、市街戦に発展して多数の死傷者が出た。装備品や身元などから、武装勢力にはチェチェン共和国などロシアから多くの義勇兵が加わり、殺傷力の強い武器がロシア側から運ばれていたとの情報も出た。こうした情勢の下、大統領選で当選したポロシェンコ氏は声明を出し、「より効率的な作戦の遂行」を軍に求めた。

 ウクライナ日刊紙セボードニャは29日付で、同氏が示した方針を実現するには、軍によるロシア・ウクライナ国境の検問態勢強化が不可欠だとする同紙軍事解説員の見方を伝えた。「国境警備隊の任務は悪くはないが、人と武器の大規模な移動は、軍部隊の働きによってしか止めることはできない」と評している。

 英字週刊紙キエフ・ポスト(電子版)も東部の混乱収拾に強い関心を示した。29日付の社説で、「米国は、ポロシェンコ氏が要請したように、ウクライナに武器と軍事技術の供与を始めるべきだ。これは東部へのロシアの侵略を防ぐことにつながる」とし、事態打開には欧米の対露圧力が欠かせないと強調した。

 同紙はまた、ウクライナに到来した自由と、国際法を順守すべきという観点から、ロシアの攻撃に対する抵抗を止めることは「今世紀初頭の最も恥ずべき出来事の一つ」なのだと欧米に呼び掛けた。

 週刊誌コレスポンデント(電子版)は大統領選の直後、ネット上で緊急調査を行い、ポロシェンコ氏が大統領に就任後、最初になすべきことは何かと広く意見を求めた。
 すると、回答者の約60%が「戦時体制の導入と東部の軍事作戦の遂行」を挙げ、「親露派勢力との交渉による事態打開」(約25%)という回答を大きく上回った。東部の親露派武装勢力とは交渉せず、軍事作戦を続けるというポロシェンコ氏の方針が支持された格好だ。(ドネツク 佐々木正明)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140605/amr14060500210001-n1.htm

オバマ米大統領、ウクライナ次期大統領と初会談 軍装備提供を表明

2014.6.5 00:21 [ウクライナ]
首脳会談 アメリカ ウクライナ
4日、ポーランド・ワルシャワで、ウクライナのポロシェンコ次期大統領(左)と握手するオバマ米大統領(AP)

 【ブリュッセル=宮下日出男、モスクワ=佐々木正明】オバマ米大統領は4日、訪問先のポーランド・ワルシャワで、ウクライナのポロシェンコ次期大統領と会談した。5月25日の大統領選後、欧米主要国の首脳がポロシェンコ氏と直接会うのは初めて。オバマ氏はウクライナの安定に向け、次期政権を支えていく決意を改めて強調した。

 オバマ氏は会談後、ポロシェンコ氏から国の安定化や経済回復に向けた考えについて説明を受けたことを明らかにし、「深く感銘を受けた」と語った。また、「米国は今後何年間もウクライナ国民を支えることを確約する」と表明した。

 オバマ氏は親露派武装勢力の影響で不安定化が続く東部情勢を踏まえ、軍事・警察部門の強化の必要性を強調。防弾チョッキなど必要な装備提供や訓練面で支援する考えも示した。

 ポロシェンコ氏の就任式は7日に行われる。米国からはバイデン副大統領が出席。ウクライナ外務省によると、ロシアについてはプーチン大統領ではなく、駐ウクライナ臨時代理大使を招待している。

ワルシャワでは4日、ポーランド民主化に向けた限定的な自由選挙の実施から25周年を祝う記念式典が開催された。自主管理労組「連帯」が圧勝し、社会主義圏で初の非共産党政権が生まれた自由選挙は東欧民主化の先駆けで、会談は両氏のこの記念式典出席に伴い実現した。

 オバマ氏は式典で演説し、「25年前の同じ日に天安門では平和的な抗議を戦車が押しつぶし、ポーランドの人々は投票を行った」と指摘し、ポーランドの民主化プロセスをたたえた。また「大国が小国を脅すのを許してはならない」と述べ、ウクライナ東部で庁舎などを占拠する親露派武装勢力の背後にいるとみられるロシアを批判。歴史的な機会をウクライナ情勢と重ね、「20世紀の邪悪な戦術が21世紀を決定づけるのを許さない」と牽制した。

 ロシアの脅威に不安を抱える中東欧各国に対しても「孤独ではない」と述べ、米国が担う集団防衛の義務を改めて強調した。

 一方、政府軍の軍事作戦が続くウクライナ東部ルガンスク、ドネツク両州では3日から4日にかけて、各地で激しい銃撃戦が発生。同国内務省によると、ルガンスク州内では、親露派武装勢力のメンバー6人が死亡した。

~~~~以上、MSN産経ニュースより~~~~~~

>>ワシントン・ポスト紙も28日付で、ポロシェンコ氏が同紙のジャクソン・ディール論説副委員長に「(ロシアの)侵攻が始まれば、どんな制裁も助けにならない」と語ったとするディール氏のコラムを掲載。ウクライナが米国の軍事支援を求めていることを紹介した。(ワシントン 加納宏幸)

ウクライナとしてはそりゃあアメリカの軍事支援がほしいですが、そこまでうまくいくのかわかりません。

>>オバマ氏は式典で演説し、「25年前の同じ日に天安門では平和的な抗議を戦車が押しつぶし、ポーランドの人々は投票を行った」と指摘し、ポーランドの民主化プロセスをたたえた。また「大国が小国を脅すのを許してはならない」と述べ、ウクライナ東部で庁舎などを占拠する親露派武装勢力の背後にいるとみられるロシアを批判。歴史的な機会をウクライナ情勢と重ね、「20世紀の邪悪な戦術が21世紀を決定づけるのを許さない」と牽制した。

ずいぶんご立派なことです。中国批判も織り交ぜてくるとはなかなかセンスがいいですな(笑)。

>>ロシアの脅威に不安を抱える中東欧各国に対しても「孤独ではない」と述べ、米国が担う集団防衛の義務を改めて強調した。
アメリカの存在感を高めたいのでしょう。これまではロシアによっていいようにやられてしまっていましたから反撃したいのでしょう。

頑張ってほしいものです。さすがにこれ以上ロシアの横暴を許すわけにはいきません。
クリミア半島はまだしも、ウクライナ東部をロシアに取られてしまったら国際政治におけるパワーバランスが崩れ、緩衝地帯の縮小が起きてしまいます。
新しいウクライナ大統領が選出されたとのことですが、実効性のある公正で明瞭な選挙にはならなかったとのことです。

選挙どころではないというのが現実なのでしょうね。

事態が沈静化してから国連の選挙管理委員会の管轄下でもう一度選挙を行うべきだと思います。

ウクライナが民主主義国家として今後とも存続し続けたいのならね・・・。

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プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持ちました。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。
『雇用、所得、物価の一般理論(仮)』
『我が国日本の海洋戦略(仮)』
『日銀は錬金術師(仮)』
『ケインズは二度死ぬ(仮)』
『なぜバターがスーパーから消えたのか(仮)』
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核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学を国立大学の必須履修科目にするべきと考えています。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。
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好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

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好きな女性のタイプ:明るくて家庭的な日本人女性

趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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