小坪しんや氏のTPP評を考えてみる その1

大変お世話になっております。
反逆する武士
uematu tubasaです。

皆様はご存じでしょうか、小坪しんや氏のことを。
最近、人気ブログランキングの上位に食い込んできた方々という印象を持っております。
行橋市の市議の方です。

そのお方がTPPに関して評論されており、興味深いのでご紹介したいと思います。

~~~以下は一部抜粋~~~~~

【平成の壊国?】「TPP大筋合意」をどう認識すべきか。一人の市議として。

私は、TPPに反対である。
その上で、この大筋合意をどう認識したものか、と意見を述べたい。


中身がクリアになっていないゆえ、細部のチェックは今後、行っていくべきだろう。
その際、私たちはどのような観点でこれを見据えるべきか。


台風から熱帯低気圧に。
あまりの楽観主義と、批判をお受けすることも覚悟の上。
私たち保守層が反対したTPPと、大筋合意されたTPPの形は随分と異なるだろう。

チェックポイント1 自民党の努力

これは安倍内閣の努力、日本側の努力と言って差し支えないと思う。
譲歩しすぎに思えた米国議会の演説、踏み込みが浅いとの批判もある安倍談話。
集団的自衛権と安保法案。

これらは、個別に見るのではなく、セットで認識すべき事象だ。
例えば左派は憲法九条のみを論じるが、憲法は九条のみで形作られているわけではない。

外交という舞台、相互の国益がぶつかる会議において。
全体で物事を見る必要がある。
対米関係を含め、外交における「全体的な調整」は、安倍内閣は信頼して良いと考える。


チェックポイント1)
自民党の努力により、どの程度の変化が見られたか。


チェックポイント2 甘利大臣の努力

現状では、どのような中身で大筋合意されたのかすらわからない。
とかく国際外交とは、言えないことが多い。
市議である私であれ、言えぬことはある。

ほとんどは読者の皆様には関係ない内容ばかりだが、市議会で「決定」するまでは調整の連続である。
情報が洩れることで調整に悪影響を与え、まとまらぬことを恐れてのこと。
これが国際外交という場になれば、なおさらだ。

実際、当日も長らくの審議時間を割き、ギリギリまで交渉が続いていた。
大筋合意に至る当日も、いくばくかの変化、変更はあったのだろう。

これらは現場の担当者、甘利大臣を筆頭としたチームに委ねられた。
現場の努力、奮闘はどの程度、反映されたのか。

チェックポイント2)
甘利大臣を始めとする現場担当者の努力は、どの程度の変化を与えたのか。
その影響と、のち明らかになるであろう審議過程をチェックしたい。

チェックポイント3 新自由主義の色

私は、原則反対の立場を堅持している。
かつてTPPの反対活動で一部の指揮をとった過去に拠る部分もあるが、「中身が大きく異なっている」のであれば、それは理由にはなるまい。

ただし、そもそもTPPには新自由主義の色合いが相当に濃い。
そしてこの色が濃くなりすぎた場合、大企業の利益にシフトしすぎた場合、
私たち若者をはじめ、国民の利益とは相反することがほとんどである。

害悪の有無以前に、「新自由主義の色合い」の濃さはチェックすべきだろう。

チェックポイント3)
新自由主義の色の濃さをチェックしたい。
農政連や林業の声を強く代弁しての審議だったのか、経団連の声の代弁であったのか。
両者混在の審議で、高次元で国益を希求したと信じる立場だが、どちらの色合いが濃いかはチェックされるべき点だ。

チェックポイント4 害悪の度合いと範囲。


はっきり言うが、害悪はある。
影響を受ける産業は絶対に出てくる、それは当然のことだ。

日本に悪影響が出るということは、どこかの国は儲かるのだ。
逆に日本に悪影響がゼロということは、全ての国は損しかしないということ。

各国が自国の利益を論じる国際外交の舞台において、
日本のみが儲かるような条約は、ありえない。

問題は、それがどこであるか。
どの程度の規模が想定されるか、だ。

チェックポイント4)
打撃を受けた産業は、国として保護、つまりなんらかの手当てを(私たち保守陣営も)求めて行く必要があるのかも知れない。
または、世界情勢を見据えるに産業構造上、諦めるべき業界なのかも知れない。
それを判断するにあたっては、
害悪の度合いと範囲、影響を受ける産業と規模を見積もる必要がある。

チェックポイント5 利益を享受する分野


害悪は確実に出るだろうと述べた。
であれば、ベネフィットもあって然るべきだ。

これがゼロであれば、自民党は保守陣営により責められるべきであると思うし、私も責める覚悟と準備がある。
成長戦略の一環として、我が国はどの分野を重点的に求めたのか。


チェックポイント5)
利益を享受する分野がどこであるか、その範囲と規模はどの程度であるか。
自民党を誉めるべきか、責めるべきかを占うのはそれからだ。
併せてチェックポイント4の害悪と、それは釣り合うものなのか、その点も論じられるべきだろう。

チェックポイント6 各国のバランス


特定の国のみがぼろ儲けするような形にはなっていないと信じる。
でなければ、ここまでもつれることはない。

日本には譲れぬ部分があった。
例えば米、私にとっては製造派遣などの外資参入などが挙げられる。
某国にとっては乳製品の自由化は(自国の利益を鑑みるに)悲願であった。

それぞれに「絶対に通したい部分」と「譲れぬ部分」がある。
その相反する部分を、どちらがどれほど折れたのか、何が通ったのか。
各国の利害のバランスは総合的に調査されるべきだろう。


チェックポイント6)
各国のバランスをチェックするのは、どの国が外交上手であったか見てみたい思いもあるためだが、それだけではない。
冒頭で述べたように、外交とは広い範囲で総合的に見るべきものである。


本件における利害が、「マイナスばかりの国」があれば、何か別分野の事情があるのだろう。
本件において利益が勝った国は、なんらかの背景があるのだろう。

それらを総合的に判断することで、我が国の外交上の立ち位置が見えてくる。

チェックポイント7)
台風は、熱帯低気圧になったと信じる立場であるが、上記1~6を総合的に判断した上で、TPPへの参入が是であったか否であったか、論じられる必要を感じる。


自民党政権の、外交全般の評価を行う試金石になるだろう。
(後略)
~~~~~以上、一部抜粋終了~~~~

結構な長文なので、全文をお読みになりたい場合は小坪氏のブログを参照してください。

私は小坪氏の意見に対して、大部分では同意するものであります。
私を含めて、TPP反対していた論拠が崩れている可能性がありますね。

したがって、情報収集を怠らず、各論で論じて、総合判断するべきだと思います。
私はTPP反対の書籍を出すつもりですが、おそらくかつてのTPPとはならず、苦戦を強いられるでしょう。
平たく言えば、書きにくいことになっていると思います。

現状、医療分野の混合診療とISDS条項などで不明点が多いです。

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プロフィール

uematu tubasa

Author:uematu tubasa
平成生まれの尊皇攘夷派で、某国立大学の経済学部出身の
uematu tubasaと申します。

基本情報技術者、電子書籍作家。

失業と低所得と借金に負けない!
私は戦う、この残酷な世界で!

北朝鮮の核実験がきっかけで政治に興味を持った若者です。
『消費税廃止への進撃』
『ビジネスの種を蒔け』
『究極の空き家対策』
『家賃半額』を出版しました。
『雇用、所得、物価の一般理論(仮)』
『我が国日本の海洋戦略(仮)』
『日銀は錬金術師(仮)』
『ケインズは二度死ぬ(仮)』
『なぜバターがスーパーから消えたのか(仮)』
『住宅資産倍増計画(仮)』
『天皇器官説(仮)』
『移民拒絶論(仮)』
『人口補完計画(仮)』
『地政学の強化書(仮)』を出版する予定です。

日本核武装論の出版が中期的目標です。

核武装推進論者、ネオクラシカルリアリスト(新古典派現実主義者)、地政学を国立大学の必須履修科目にするべきと考えています。

自主憲法制定論者(現行憲法破棄、大日本帝国憲法改正)、女系天皇公認論者、暫定的な保護貿易協定推進論者、消費税廃止論者、経済ナショナリスト、公的家賃補助導入論者、対米自立論者、日米同盟堅持論者、反特定亜細亜、移民拒絶論者。

すべての売国法案に反対しております。

基本的には政策論を中心に書いております。
ご意見ご感想をよろしくお願い致します。

好きな漫画:ゴーマニズム宣言、金色のガッシュ、3月のライオン、進撃の巨人、もやしもん、ダイヤのエース、黒子のバスケ、銀の匙、鋼の錬金術師、ハイキュー!! アルスラーン戦記

好きなPCゲーム:泣きゲー全般(主にKey作品)

好きな食べ物:そば、寿司、天ぷら、おにぎり、トマト、ピザ、パスタ、ソーセージ、ポトフ、フィッシュ&チップス、ペペロンチーノ、フライドポテト。

好きな飲み物:緑茶、麦茶、カシスオレンジ、果実系ジュース、CCレモン、日本酒

好きな女性のタイプ:明るくて家庭的な日本人女性

趣味:読書(核戦略、地政学、国際政治学、経済学など)とジョギング(1日往復10kmを週に2日ぐらい)

特筆事項:性別は男性(遺伝子組み換えではない) 両親共に日本人

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